課題
課題0：Verificationの課題
計算条件の詳細はTurbulence Modeling Resourceを参照
1(任意)．平板: 粘性項や乱流モデルの確認
M = 0.20; ReL = 5 x106(L=1); Tref = 540 R
格子：545x385, 273x193, 137x97 (NASA提供の格子を推奨するが、自作の格子も可)
提出： x=0.97のCfの格子収束を確認する。(SAの結果、SSTの結果等を参考)
2(任意)．Bump: 壁距離計算の確認
M = 0.20; ReL = 3 x 106(L=1); Tref = 540 R
格子：1409x641, 705x321, 353x161 (NASA提供の格子を推奨するが、自作の格子も可)
提出： x=0.75のCfの格子収束を確認する。(SAの結果、SSTの結果等を参考)
課題1：巡航状態及び高迎角時のNASA-CRM空力予測(尾翼有、変形計測データを反映)
1(必須)．風洞試験で計測された変形形状を反映して解析し、実験と空力係数(CL,CD,Cm)と表面Cp分布を比較する。
格子(尾翼有)： Medium(1000万点程度)
M = 0.847; Rec = 2.26 x 106(Cref = 151.31mm:JAXA風洞模型スケール); Tref = 284K
迎角： -0.62deg, 2.47deg, 2.94deg, 3.55deg, 4.65deg, 5.72deg
変形： -0.62degのケースはオリジナル(変形無)、その他のケースは変形を反映した形状を使用
提出： 空力係数(CL,CD,Cm)と表面Cp分布
2(任意)．迎角2.94degで格子収束性を調査する。
格子(尾翼有)： Fine(3500万点程度), Medium(1000万点程度), Coarse(350万点程度)
M = 0.847; Rec = 2.26 x 106(Cref = 151.31mm:JAXA風洞模型スケール); Tref = 284K
迎角： 2.94deg
変形： 有
提出： 空力係数(CL,CD,Cm)と表面Cp分布
3(任意)．オリジナルの形状(変形無)で計算し、変形の効果を調査する。
格子(尾翼有)： Medium(1000万点程度)
M = 0.847; Rec = 2.26 x 106(Cref = 151.31mm:JAXA風洞模型スケール); Tref = 284K
迎角： 2.47deg, 2.94deg, 3.55deg, 4.65deg, 5.72deg
変形： 無
提出： 空力係数(CL,CD,Cm)と表面Cp分布
4(任意)．迎角4.65degでバフェットの非定常計算をする。
格子(尾翼有)： 参加者の自由(変形有)
M = 0.847; Rec = 2.26 x 106(Cref = 151.31mm:JAXA風洞模型スケール); Tref = 284K
迎角： 4.65deg
変形： 有
提出： 空力係数(CL,CD,Cm)の平均量,RMSと表面Cp分布の平均量,RMS
課題2：NASA-CRM主翼後流の比較(尾翼無、変形計測データを反映)
1(任意)．風洞試験で計測された変形形状を反映して解析し、実験と後流速度分布を比較する。
格子(尾翼無)： JAXA提供の格子または参加者の自由(変形有)
M = 0.85; Rec = 2.26 x 106(Cref = 151.31mm:JAXA風洞模型スケール); Tref = 284K
迎角： 3.07deg, 4.84deg
変形： 3.07degは2.94degの変形データ、4.84degは4.65degの変形データを使用
提出： 模型胴体後端から有次元で116.5mm(Cref = 151.31mmで無次元化すると0.7699)下流の主流方向速度分布
2(任意)．オリジナルの形状(変形無)で計算し、変形の効果を調査する。
格子(尾翼無)： JAXA提供の格子または参加者の自由(変形無)
M = 0.85; Rec = 2.26 x 106(Cref = 151.31mm:JAXA風洞模型スケール); Tref = 284K
迎角： 3.07deg, 4.84deg
変形： 無
提出： 模型胴体後端から有次元で116.5mm(Cref = 151.31mmで無次元化すると0.7699)下流の主流方向速度分布