Third Aerodynamics Prediction Challenge (APC-III)
・お知らせ
2017/06/08 メンテナンスのお知らせ
2017/05/17 プログラム公開のお知らせ
2017/03/15 提出フォーマット公開のお知らせ
2017/01/30 非定常圧力特性取得試験データ公開のお知らせ
2017/01/26 web公開のお知らせ
・開催時期
2017年6月28日(水)
第49回流体力学講演会/第35回航空宇宙数値シミュレーション技術シンポジウム内で実施
プログラム:APC-III_programD.pdf
・背景
航空機設計開発における風洞とCFDは相補的な設計解析ツールとして活用されるとともに,
一方の技術的進展が常に他方の更なる高度化を促してきました。
しかし,定常CFDについて言えば,これまでの研究蓄積から解法,解析手法等にある種のスタンダードが認知浸透し,
商用コードの信頼性も向上してきた事から,CFD研究に停滞感がある点も否めません。
CFDには解法の高度化,精密な検証の実施,実用性の向上,適用範囲の拡大などにおいてまだ大いに伸び代があり,
それらの展開を加速していくことは風洞技術の高度化とともに我が国の将来航空機開発に貢献するものであります。
・目的
このCFDワークショップでは,実機開発に活用されているCFD解析と同規模の解析課題を選定し,
JAXA取得風試データとの解析結果の詳細な比較を行うことによって,航空CFD発展に向けた課題抽出を目指します。
次代を担う若手研究者・学生に対して魅力的な研究課題を提供します。
欧米に次ぐ第3極としての我が国の航空技術プレゼンスを向上します。
・課題
課題1:巡航状態及び高迎角時のNASA-CRM空力予測(尾翼有、変形計測データを反映)
課題2:APC-I及びAPC-IIで課題となった実験との差に関するフォローアップ
課題3:高迎角時のNASA-CRMバフェット予測
その他:APC-I,IIの関連研究
※参加は上記の課題のうち一部のみでも可
・形状
NASA-CRM(尾翼有・無、変形有・無、支持有・無)
・計算格子
JAXA提供格子または自作の格子
・ソルバ
解析手法、計算機環境、全て参加者の自由
・比較対象の実験データ
JAXA風洞試験データ
空力係数(CD,CL,Cm)、表面Cp分布、変形量
NASA-CRM遷音速風洞試験:課題1, 2に対応
NASA-CRM非定常圧力特性取得試験:課題3に対応
指定のフォーマットに従って提出
空力係数(CD,CL,Cm)
→圧力・摩擦の寄与に分解
→コンポーネント別(主翼、胴体、尾翼の3つ)に分解
表面Cp分布
→主翼
非定常データ、画像データ(課題3のみ)
・発表データ
JAXA-SP-17-001
[https://repository.exst.jaxa.jp/dspace/handle/a-is/804721]
第55回飛行機シンポジウム
[https://www.jsass.jp/conference/aircraft55.php]
・参加申込
平成29年3月10日(金)までに、
cfd-ws■chofu.jaxa.jp(■を@に置き換えてください) 宛に
代表者氏名:
所属:
メールアドレス:
参加する課題:
(※これまでの課題のフォローアップ及び関連研究の発表も募集します。)
を記載してメールを送信してください。
※なお、ワークショップの発表は口頭発表のみで、
前刷論文・アブストラクトはありませんが、
発表資料をJAXA-SPとして出版する予定です。
・スケジュール
1月下旬 | :課題公開 |
3月10日(金) | :参加申込〆切 |
5月31日(水) | :データ提出〆切 |
6月28日(水) | :ワークショップ開催 |
・実行委員
職 名 | 氏 名 | 所 属 |
代表【取りまとめ】 | 澤田恵介 | 東北大学 |
代表【CFD担当】 | 松尾裕一 | JAXA |
代表【風洞担当】 | 浜本滋 | JAXA |
委員 | 松島紀佐 | 富山大学 |
委員 | 今村太郎 | 東京大学 |
委員 | 吉本稔 | 三菱重工業 |
委員 | 越智章生 | 川崎重工業 |
委員 | 中北和之 | JAXA |
委員【事務局担当】 | 青山剛史 | JAXA |
委員【事務局担当】 | 上野真 | JAXA |
委員【事務局担当】 | 橋本敦 | JAXA |
・問い合わせ
cfd-ws■chofu.jaxa.jp(■を@に置き換えてください)
・リンク
First Aerodynamics Prediction Challenge(APC-I)
Second Aerodynamics Prediction Challenge(APC-II)